あなたはホラー映画を見たことがあるでしょうか?
それはビデオテープか、はたまたDVDか…今はネットフリックスなどのVODの時代ですかね。
なんにせよ、人間には「怖い」という感情があります。
外を歩いていたら後ろを付けられてるような気がしたり、夜中1人でトイレに行けなくなったりとか。
エニグマーの皆さんこんにちは、エニグマです。
僕は夜に洗面所で顔を洗うことが多いんですけど、目を開けたら後ろに何か写ってるんじゃないかと怖くなります。
ということで今回はクレヨンしんちゃんのホラー回「こわ~いDVDだぞ」という回を紹介していきます。
今日はひろしの休日です。
「みっちゃんインポッシブル」か「間借り暮らしのありえんて」、どちらが自分の休日を有意義にしてくれるか悩んでいるところからこの物語はスタートします。
そこにしんのすけがアクション仮面を見たいというんですが、ひろしは軽く流します。
「僕はみっちゃんインポッシブルがいいです」「わたしも~」
なぜか招き入れた覚えのない”よしりんとみっちー”がいて、ひろしは賛同しそうになりますが、冷静に「お前らなんでいる!」と突っ込みます。
すると2人は「することなくて暇だから」というともちろんヒロシに怒られ、「DVD見たけりゃ自分でレンタルしてこ~~~~い!」と言われ、ムスっとしながら野原家を出ていきます。
ひろしが部屋に戻ると、しんのすけに先を越されてテレビにはアクション仮面が流れていました。
よしりんとみっちーが愚痴を言いながら歩いていると、今まで何度も通ったことがあるはずの道に見覚えのないレンタルDVD屋さんがあり、2人は不思議に思いつつも入っていきます。
そのお店の中は電気が付いていなくて薄暗く、なんだか不気味な雰囲気でした。
中を進んでみると、「侵略者」というシリーズのDVDしかないことに気付きます。
その時、「いらっしゃいませ」とここの店主が現れ、「侵略者シリーズ最高におもしろいですよ、まるで画面に引き込まれるような」と意味深な言い方でオススメしてきて、さらには無料で貸してくれるといいます。
無料に載せられた2人はDVDをレンタルし、家に帰って早速見てみます。
陽気なBGMと共に「侵略者だよ」とタイトルが出てきて、なんと画面から黒い手のようなものが出てきたところで次の日に移ります。
野原家ではまたどっちのDVDを見ようか悩んでいるひろしがいました。
そこにまた勝手に入ってきたよしりんとみっちーが昨日借りたDVDを持ってきてお勧めします。
2人の様子はおかしく、怒ったひろしに対する答えも「絶対に見てくださいね、なるべく早く」という下手なセールスを仕掛けてきて、しんのすけは違和感を覚えます。
ヒロシはそんなこと気にせず、今日は「間借り暮らしはありえんて」を見ることにしました。
太った男がこわもての男の部屋に住んで「くさい!掃除しろ!」と言われてるシーンでヒロシが「泣けるなぁ」といい、しんのすけは「どこが?」と返しそこにみさえも来てほんわかするシーンですが、家のチャイムがなりみさえが出ると、今度は様子のおかしい隣のおばちゃんが、よしりんみっちーと同じ「侵略者だよ」のDVDを持ってきて「このDVDぜひ見て、すごく面白いのよ」と、おばちゃんもまた下手なセールスを仕掛けてきます。
みさえは時間がないからと断りますが、無理やり渡されて「変なの」と思いつつも受け取ります。
するとしんのすけに電話が来て、マサオ君から公園に呼び出されます。
しんのすけが公園に着くと、マサオ君の様子もおかしくなっていて、「このDVDぜひ見て、風間君とネネちゃんもハマったんだ」と、やっぱり「侵略者だよ」のDVDを勧めてきます。
しんのすけは「お~これうちにもある~」と言うと、「もう見た?」と聞かれ「まだ」と答えると、いつものマサオ君じゃ考えられない形相で「早く見ろよ!何ぐずぐずしてんだよ!」と怒鳴られ、しんのすけは怖くなって「オラいい」と逃げ帰ります。
その時みさえとひろしは「お隣のおばさんもこれを?」「せっかくだから見てみる?」と、そのDVDを見てしまいます。
そのDVDの内容は「人形のようなものが走ってアップになり、見ている人物の顔になって画面から出てくる」と言うものでした。
そこにしんのすけが帰ってきて、DVDを見ろという両親ですが、このDVDが普通じゃないことに気だ付いてるしんのすけは「オラそんなものみたくないも~ん!」といいながら逃げます。
追いつめられたしんのすけは食卓の下くぐってリビングに行き、テレビの中に閉じ込められたひろしとみさえを発見します。
「そうよ、あなたももうすぐ向こうの世界へ行けるわよ」
偽物のミサエがしんのすけにそう言い、テレビにはしんのすけの顔をした人形がこっちを見ていました。
間一髪のところでしんのすけがリモコンの巻き戻しボタンを押し、DVDが巻き戻ったことで本物のヒロシとミサエがテレビから出てきました。
DVDを進めてきた他のみんなも自分たちと同じ目に遭ったと気づいて、みんなを助けに助けに行こうとするんですが、
「そうはさせません」
そこにあのレンタルDVD屋さんの店主が現れます。
「ばぁ~」
なんともコミカルな喋り方と見た目のDVDの世界の主「デーブ・イデ」が正体を現します。
現実世界を侵略するためにDVDの世界からやってきたと説明。
「DVDの世界の虚像を入れ替えて、この現実世界を私の思いのあるがままに」と長ったらしい説明が始まると思った時、しんのすけが恐らく目であるディスクの部分を「ねぇこれどうなってんの?眼鏡~?」と擦りに行きます。
それを見たヒロシはデーブ・イデの弱点に気付き、ペンでディスクに落書きをします。
するとデーブ・イデが消滅していき、平和な現実世界が救われたところでこの物語は終わりです。
今回紹介した「こわ~いDVDだゾ」は2011年に放送された回なんですが、今まで紹介したクレヨンしんちゃんのホラー回とは全然違い、あんまり怖さがなく、子供向けって感じでしたよね。
実はこれ、クレヨンしんちゃんを見た保護者からのクレームやテレビの規制が関係していて、これとか、これ、こんなのも、怖すぎて子供のトラウマになるという理由で今では放送できないので、ちょいこわになってしまっているんですよね。
でもクレしんのギャグとかはまだ残ってていいなって思いました。
他のめちゃこわホラー回を見たい人は、概要欄に動画貼っておくんでよかったら見ていってください。
では次回はあなたもエニグマーとしてお会いしましょう。