
あなたは「富士の樹海の都市伝説」をご存じだろうか?
エニグマTVへようこそ、エニグマです。
皆さん、迷子ってなったことありますか?
小さい時の迷子って、親に捨てられたとか、もうこれからずっと1人なんだとか、めちゃくちゃ不安になりますよね。
でも、大人になってからの迷子はどうでしょう。
例えば、見ず知らずの場所で迷ってしまった場合、近くの人に道を聞いたり、マップアプリで自分の進むべき方向を調べますよね。
しかし、人がいなく、電波も通じていなくて、コンパスすらも機能しない場所があるんですよ。
富士の樹海にまつわる都市伝説
約1200年以上の歴史を残し、国の天然記念物にも登録されている「富士の樹海」
普段は、キャンプ場や公園、遊歩道も整備されていて、森林浴に最適な観光地としてにぎわっています。
樹海、湖、富士山。この3つからなる景色は絶景で、人生において1度は行ってみたい観光地ランキングの上位に入ってます。(自分の)
そんな富士の樹海ですが、数多もの都市伝説が蔓延っているのは有名ですよね。
樹海の中ではコンパスの針がグルグル回ったり、携帯などの電波が繋がらなかったりと、樹海が人間を惑わしてくるんです。
しかし、こんな噂は「森だからなんかそんな感じになるんじゃね?」の一言で話が終わってしまいますよね。
なので今回は、ホラー要素満載の都市伝説をお届けします。
亡骸がゴロゴロある
日本では現在、年間約22000人もの人が、自らの命を絶っています。
ビルやマンションからの飛び降り、自室での首つりなど、ニュースでも幾度となく報道されていますよね。
その中には、ネットを通じて仲間を募り、集団自殺をする人もいるんです。
その際、最後の場所としてよく選ばれるのが富士の樹海。
なので、富士の樹海にはいくつもの死体が眠っていると言われています。
今までに見つかった死体
こういった死体が見つかる経緯ですが、普通に観光客が見つけることが多いそうなんです。
1992年、とある子連れの男性が富士の樹海にキャンプをしに来ていました。
その日は天気も良く、キャンプ場からの景色も絶景で、親子一同満足していたんです。
持ってきていたバーベキューセットでのバーベキューも終わり、樹海の探索を楽しんでいるとき、
「お父さん、おしっこ」
娘が尿意を訴えてきました。
「あそこの木陰で済ませておいで」
そういって、娘の帰りを待っていました。
しかし、帰ってきた娘の顔は「トイレを済ませてスッキリした顔」ではなく「青ざめていて、何か見てはいけないものを見てしまった」という顔。
父親は娘に駆け寄り、何があったのか聞きました。
「人がいた」
「なんだ、トイレを見られただけか…」
「違う、人がいた。死んでる。」
「!?」
父親は恐る恐る木陰を覗いてみると、太い木の枝から伸びているロープの先に括り付けられてぶら下がっている中年男性の姿があったのです。
この後すぐに警察に連絡し、調査が行われ、1週間前から行方不明になっていた男性の死体ということが分かりました。
こういった感じで、富士の樹海では多くの死体が観光客によって見つけられているんです。
しかし、観光客ではない何者かが発見することもあるんだとか。
亡骸探しの男
一時は「スーサイド・フォレスト(自殺の森)」として外国人観光客もよく訪れる人気スポットだった富士の樹海。
しかし、外国人だけではなく、一部の日本人も「富士の樹海」としてではなく「自殺の森」として訪れる人もいるんです。
その目的は言うまでもなく「死体探し」。
今までに見つけてきた死体の数は100を超えると言います。
その中でも、1番印象に残っている死体は、20歳前後の若い男性のものだそう。
いつものように探索していてみつけたそれは、他の死体と同じように、木から垂れたロープに首を通している状態。
しかし、他には必ずある「ナニか」がなかったんだとか。
その「ナニか」は「足場」だといいます。
確かに足場がなければ首を吊れる高さのロープを結んだり、自分の首に通してから首を吊るっていうことができませんよね。
つまりどういうことかというと、これは自殺ではなく他殺だったんです。
こんな事件もいくつか起こっていて、その怨念からか、こんな噂もたっているんです。
ゾンビが徘徊している
死体が転がる富士の樹海には、人を求めて彷徨うゾンビが存在するという噂。
自殺や他殺、いずれにせよこの世に未練を残していることが多く、この強い怨念から、すでに活動を停止した体を動かしてると言います。
人やこの世そのものを恨んでることが多く、富士の樹海に現れるゾンビは飢餓感がなく、ただただ人を食い殺してやりたいという想いから生まれるんだとか。
恨みを持ったゾンビはゾンビらしくなく、怨霊に近い何かを感じますよね。
次は、その怨霊か、はたまた怨念から作られたという村の話です。
樹海の中に村がある
富士の樹海には、自殺しきれなかった人たちが作った村があるそうなんです。
しかし現在、村人はすでに絶滅しており、だれも住んでいないとのこと。
その村は樹海の中心に位置しており、樹海に迷い込んだ人を誘い、呪うという言い伝えがあります。
その第一被害者となったのは、奈良県に住む1人の大学生、Aさん。
サークルのメンバーに、キャンプに誘われて富士の樹海に訪れていたそうです。
男女4人でキャンプに来ていたAさんたちは、日暮れが近付いてきたため、トイレを済ませようと木陰に隠れて用を足すことにしました。
2人1組でいくことになり、男女で分けて、まずは女性組のCさんとDさんが用を足しに行ったのですが、帰りが遅かったんです。
「やっぱり女性やから長いんか」
そう考えていましたが、帰ってきたのは約20分後、なぜこんなに時間がかかったのか聞いてみると
「奥の方に進んだら、公衆トイレがあるってさっき会ったおっちゃんが言ってたから、そこまで行っててん」
その言葉に納得し、自分たちもその公衆トイレを目指して歩き始めました。
しかし、バーベキューの片づけを終わらせてから出発したため、もう日が暮れてほとんど周りが見えません。
そんな中、気づかない内にAさんはBさんとはぐれてしまっていました。
「まぁ、帰る場所は一緒やし、キャンプで合流したらええか」
そう考えて少し歩くと、何か建物のようなものが見えてきたんです。
「公衆トイレじゃなくて普通に民家のトイレ借りたんか」
と考えながら、
「すいませーん」
中を覗いてみると、真っ暗で電気すらついていません。
怖くなったので、外に出たAさん。
しかし、そこは先ほどまで居た樹海ではなく、見たことのない村の風景が広がっていました。
不安に思ったAさんですが、すぐに村人を発見できて安心し、その村人が手招きしていたので帰り道を案内してもらおうと思い近寄ったのですが、いくら歩いてもその人には近づけません。
もう10分ほど歩いたのではないでしょうか。
まだ手招きしている村人に近づくことはできません。
Aさんは
「これはいったらあかんやつや」
と感づいていましたが、時すでに遅し。体は勝手に村人に吸い寄せられていきます。
辺りの木々が夜風でざわめき、不気味な道が余計不気味に感じながらも、明かりが見えてきて、村人もいつの間にか見えなくなっていました。
それと同時に、Bさんの声で
「おーーーい!A---!」
と聞こえてきたんです。
振り向くと、そこには懐中電灯を持ったサークルメンバーが集結していました。
Aさんは1時間以上キャンプを離れていたそうで、心配したメンバーが探しに来てくれたんだそうです。
「なにしててん」
Bさんに詰められ、村と村人のことを話しました。
「お前…後ろ見てみ?」
Bさんに言われ、振り向くと、そこにはさっきまで村人が立っていたはずの地面はなく、崖になっていました。
あの村は言い伝えにある呪いの村だったのか?そしてあの手招きの村人は、恨みを持った人の怨念なのか、今だに謎だらけの体験でした。
こんな感じで、富士の樹海には呪いの村があるという都市伝説が流れているんですよね。
皆さんも、夜の樹海に行くときは気を付けてくださいね。
といっても、今のストーリー、実は僕の作り話で、且つ富士の樹海にある村はグーグルマップにも表示されるような有名な場所なんですよね。
そこは「精進集落」といって、普通に宿があって、観光地なんです。
いつかこういった場所にロケとか言ってみたいですよねぇ~。
他の都市伝説を紹介するときにも、1フレーズのためにわざわざ現地に行って撮ってみたいです。
ぜったい動画のクオリティとかも上がりますよね。
そのためには、経費が必要なんで、「エニグマのロケ動画がみてみたい」って思う方はチャンネル登録と高評価、よかったらお願いします。
まとめ
さて、皆さんどうでしょう?
昔から樹海って不気味な場所って感じだったんですけど、都市伝説を見てみると…やっぱり不気味ですね(笑)
とはいえ、これはあくまでも都市伝説なので、実際の富士の樹海は観光客でにぎわってるみたいですよ。
今回は「ゾンビ」の話も出てきましたが、次回以降に、海外のゾンビ事件の動画を出そうかと考えてるので、楽しみにしててくださいね。
それと、最近アニメの話をしてなかったので、ゾンビに関連するおすすめアニメを紹介しておくと、「これ」。
がっこうぐらしは、一見日常アニメに見えてダークな感じのアニメが好きな人は嫌煙しがちですが、一回騙されたと思ってみてみてください。
ということで、次回も不気味且つわくわくするような都市伝説を紹介するので、チャンネル登録、そして通知をオンにして待っててくださいね。
次回はこちらの都市伝説を紹介します。