いきなりですが、皆さんは子供の時のトラウマってありますか？
同じ怖い夢を何回も見たり、怖いアニメを見てしまったりなど、持っているトラウマは人それぞれです。
大人になっても記憶に根強く残っていて、性格に影響することも多々あります。
そんな子供にトラウマを植え付けるものを1つでも減らそうと、ある大人たちが働きかけました。
エニグマーの皆さんこんにちは、エニグマです。
今回はみんな大好きクレしん回ってことで、クレしんのトラウマ回をいくつか紹介していくんですけど、クレヨンしんちゃん、知らない人はいませんよね？
1992年から放送が開始され、33年たった2025年現在でも国民に愛され続ける作品。
内容は子供向け、と見せかけて、一緒に見てる大人をヒヤッとさせるblackなギャグも織り込んでくるような、少し頭のおかしい最高におもしろいアニメ。(今はもう規制に規制で普通に子供向けみたいになってますけどね)
そんなクレしんも、長い歴史の中で気味の悪いトラウマ回をいくつか残しています。
2006年に公開された劇場版「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ踊れアミーゴ！」
もうすでに有名すぎて知らない人の方が少ないかと思いますが、この映画は大人になってから見てもトラウマもので、地上波での放送が禁止になったシーンも存在するんです。
物語が始まると、ふたば幼稚園の先生である「吉永先生、松坂先生、上尾先生」が居酒屋で飲んでいます。
そんなこんなで話していると、1人、吉永先生と同じ見た目をした人物が入店。
少し酔っぱらった帰り道、吉永先生がそのそっくりさんに襲われるところから物語が始めります。
この踊れアミーゴは「踊りが好きなドッペルゲンガー」の話で、作中では「ニセモノ」と呼ばれていて、このニセモノの行動や見た目が当時の子供たちにトラウマを植え付けることになったんです。
まずはこのシーン(風間君ママが流れる)
こんなのを幼稚園や小学生の時に見せられていたら、マジで大泣きする自信があります。というか、実際に当時の映画館は悲鳴や鳴き声で阿鼻叫喚の嵐だったそうです。
この映画の中で最も怖いトラウマシーンであり、このシーンは放送禁止にもなっていて、もし今後地上波で踊れアミーゴが放送されたとしてもこのシーンを見ることはできません。
他にも、暗い教室で風間君が先生二人に追いつめられるシーンや、ミサエが間接お化けになってるシーン、川口の脳天に定規が刺さっていくシーンもあり、この作品はマジでトラウマシーンのオンパレード。
クレしんでもこの作品を超えるトラウマシーンは無いと思ってるんですけど、もし「自分はこれが怖かった」などがあればコメントで教えてください。
ある夏休みの話、いつも通り幼稚園で遊んでいたかすかべ防衛隊の5人組。
皆はかくれんぼをして遊んでいたのですが、マサオ君が風間くんだと思って見つけた人物が、見たことのない子供だったんです。
そこでは「風間くんではない」ことだけ認識しており、知らない子供のことは不思議に思いません。
かくれんぼに飽きた5人は、ネネちゃんの提案でおままごとをすることになります。
おままごとでは、いつもボーちゃんが子供の役のはずですが、今回はすでに知らない子供が子供役をやっており、ボーちゃんの役がありません。
自分が子供役だと訴えるボーちゃんに対して、ネネちゃんは知らない子供と手をつなぎながら「子供役ならもういるわよ、ねぇ？」と知らない子供に話しかけますが、それでもまだその子供が「知らない子供」ということに気付きません。
そこに園長先生がやってきて、かき氷をごちそうするといい、子供たちは喜んでついていきます。
園長先生はかき氷を５つ持ってきてくれますが、なぜかマサオ君の分がありません。
不思議に思いつつも自分のかき氷を譲る園長先生でしたが、ここで子供たちも「さっきも1人多かった」と気づきます。
怖がる子供たちに、園長先生は場を和ませようと座敷童という良いお化けの話をし、恐怖が和らいだところでまたおままごとの続きをやりに帰る子供たちですが、帰ってきたかき氷の器の数は子供5人に対して6つ。
驚いた園長先生が、庭を出ていく子供の人数を改めて確認すると、1番背後に知らない子供がいるという物語。
風間君が通園バスに乗ろうとすると、いつもは吉永先生が乗っているはずが登園日のお祭りの準備をしているので、今日は松坂先生が乗っています。
バスの運転手も園長先生ではなく代理人だったので、風間君はきょとんとしますが、松坂先生にせかされバスに乗り込む風間君。
幼稚園に着くと、お祭りと言っていたはずがそんな様子はなく、「みんな体育館に集まっている」と松坂先生に言われ、体育館に向かいます。
風間君はクラスの部屋がいつもより1つ多いことに気が付き皆を止め、松坂先生に工事をしていないことを確認するんですが、そんなことないと答えられます。
そこで松坂先生にもう1度教室の数を数えてもらったところ、「ひまわり組、ばら組、さくら組」のいつもと同じ3つでした。
違和感を覚える風間くんですが、みんなで体育館に向かいドアを開けると誰もいません。
他の場所を見に行っていた松坂先生も焦った様子で「大変！誰もいないの！」と伝えに来ます。
1つだけ探していない教室があったので、最後にそこを探してみることに。
ドアを開けると、そこは誰もいない真っ暗で少し散らかった様子の教室。
するとドアが勝手に閉じ、明かりも消え、人魂が現れます。
するとここでマサオ君が失踪。
隠れるところと言ったらトイレしかないため、それぞれ分かれて個室を開けてみるんですが、そこには誰もいません。
すると次はネネちゃんが消えてしまい、ネネちゃんが見た便器の中からネネちゃんらしき泣き声が聞こえてきます。
その瞬間、便器からあふれ出た水に残った3人は押し飛ばされ、天井から消えた皆が石膏になって現れます。
そんな現実に泣き伏せてしまう松坂先生でしたが、地震が起きて石膏が落ち、パニックになりながらも風間君が松坂先生に「しっかりしてください」と声をかけました。
すると松坂先生は鬼の形相で風間君の髪の毛をつかみ、「お前もみんなと一緒に、石膏にしてやろうか」と、かつてのトラウマシーンが流れたところで、風間君は眠りから覚めて、夢落ちだったと安心するのもつかの間、
松坂先生に捕まれた髪の毛の後、手に握っていた石膏のカケラ、バスに乗ろうとしたら夢と同じセリフを言う松坂先生が居たので怖くなった風間君は「おばけ～！くるな～！」と言いながら逃げ回るシーンでこの回は終わるのでした。
しんのすけの家で宝物自慢大会をするかすかべ防衛隊。
ボーちゃんは赤い月のような真ん丸な石、風間君は消しゴムに見える鉛筆、マサオ君は付録に120個に1個しか入ってないシークレットのもえP、しんのすけは綺麗に向けた柿の皮、ネネちゃんはウサギのぬいぐるみ７つ。
いつも思うんですが、ネネちゃんは4次元ポケットでも持ってるんでしょうか？
みんなが話してる好きにひまわりがウサギのぬいぐるみを触り、勝手に動くように見えます。
そして怖かったのか、イラだったのか、みさえが窓を開けた瞬間に外に放り投げてしまいます。
この時、一瞬だけウサギの目が赤く光ります。
その後すぐに解散となり、みんな帰っていきました。
そして同日の夜、そのウサギはシロにしゃべりかけます。
時間は夜に飛び、シロが空を見上げると赤い満月が出ており、うしろから急に「いい月ね」と話しかけられます。
その声の正体はなんとウサギのぬいぐるみ。しかもシロも喋ります。
ウサギはシロに、痛覚はあるのか・ネネちゃんは痛覚のない自分を殴ってどうしたいのか・殴られるためだけに家に帰りたくはないことを伝えたんですが、この時の様子が「どこかネネちゃんに怒りを持っている」ように見えるため、非常に不気味なんです。
そんな中、ネネちゃんはウサギのぬいぐるみが6つしかないことに気付き、家を飛び出てしんのすけの家に探しに行きます。
シロはウサギに帰った方がいいんじゃないかと問いかけますが、ウサギは自分のことを殴りながら「殴られるだけの家に？」と拒否してしまいます。
「うさぎちゃーん！(映像)」ネネちゃんは泣きながらウサギを探しており、その声はウサギにも聞こえていますが、ウサギはまだ自分のことを無言で殴り続けます。
しかしウサギはわざとネネちゃんに見えるところに移動し、年ちゃんはそれを発見して泣きながら抱き着きます。
シロも怖かったのかしんのすけに内でとびかかります。
そしてネネちゃんはウサギをおんぶしながら帰るシーンになり、結局ほっこり友情物語…かと思いきや、オブられてる兎の腕がじょじょにネネちゃんの首を絞めていくシーンでこの回は終わります。
ちなみにここまでBGMは一切なしで、夜になく鈴虫の音とホラー系の効果音しかなく、非常に不気味な雰囲気を常に感じとってしまうような回になってます。
今回はクレヨンしんちゃんのトラウマ回を4つ紹介しました。
トラウマとは言いましたが、僕はクレしんのホラー回は結構好きな人が多いですよね。
トラウマと言うか思い出と言うか、とにかく記憶に残ってるんです。
ということで、クレヨンしんちゃんにはまだまだホラー回があるので、また別の動画でも紹介しますので、ぜひチャンネル登録して、過去にもクレしんの動画を上げてるのでそれでも見ながらまったりと待っててください。
では次回はあなたもエニグマーとしてお越しください。
