
あなたは「一世を風靡したタイムトラベラー」をご存じだろうか?
トゥットゥルー、エニグマです。
皆さん、タイムトラベルってしたことありますよね?
僕はないんですけど、未来視みたいなのは何回かあるんですよね。
これを言うといつも「デジャブ」って言われるんですけど、そんなのじゃなくて、本当にパッとそれっぽい何か抽象的なものが見えて、それが本当に現実になるとか。
例えば、友達の家に行ったとき、友達がカジノのスマホゲームをやってたんですね。
カジノの話
あとは、正夢とかも結構見たりしてて、弟が高いところから落ちてあしにけがをした夢を見た日に、弟が部活で足を怪我して包帯グルグル巻きで帰ってきたりしたりとか、今でも見るのは、その日の晩御飯が夢に出てきたのと同じメニューだったりとか。
いわゆる予言みたいなことができる時があるんですよね。
そして今回紹介するタイムトラベラーも、いくつもの予言を残していったんです。
ジョンタイターとは?
2000年11月3日、アメリカのとあるオカルト掲示板に現れた、タイムトラベラーを名乗る男「ジョンタイター」
タイターは2036年からタイムトラベルしてきたと語り、
- 現代から自身の居た2036年までの状況
- タイムトラベルの発明や理論
- 未来人である証拠
などを提示しました。
タイターの話は非常に興味深く、これからこの世界に起こることを予言したのです。
それを聞いた人は、「宝くじの当選番号を教えてくれ」「これから上がる株を教えてくれ」などの要求をしましたが、タイターは「個人に利益を与えるような話はしない。また、未来に影響を与えるような話もしない。よって、個人の名前も出さない。」と発言。
その約4か月後の2001年3月には、「予定の任務を完了した」と言い残し、タイターは行方をくらましました。
深掘っていくと、タイターの母親やそれと関係する弁護士、また、その弁護士ががタイターを名乗るなどの話も出てきますが、今回はあくまでもタイターの発言や目的に絞って紹介していきます。
ジョン・タイターが2000年に来た理由
2036年、世界中のコンピューターが誤作動を起こす「2038年問題」が発覚。
この誤作動は、世界の時間を表す、いわゆる世界時計が狂ってしまうことを意味します。
これを回避するには、1975年に発売された、古いコンピュータ言語の翻訳機能がある「IBM5100」が必要でした。
その「IBM5100」の開発に関わっていたのがジョンタイターの祖父。
これが理由でタイターは政府に、過去へ行き「IBM5100」を入手してくるように命じられたのです。
2000年問題
この世界線でも2000年問題というものがありましたが、プログラムの修正が間に合い、大きな混乱を招くことはありませんでした。
しかし、タイターの世界線では2038年問題までにプログラムの修正が間に合っておらず、ネット社会となっている世界は大混乱。
その未来を変えるためにタイターは古い言語を翻訳できるIBM5100を入手しに来たのでした。
ジョンタイターがネット掲示板に書き込み
タイムマシン
タイムマシンと言えば、ドラえもんなどのアニメや漫画で想像する乗り物のようなものですよね。
でも、タイターの使ったタイムマシンは、乗り物ではなく重力制御装置だというのです。
このタイムマシンは、2034年にCERNによって試作1号機が実用化され、タイターが使用するものは正式名称でいうと「C204型重力歪曲時間転移装置」というゼネラル・エレクトリック社が開発したもの。
タイムトラベルの方法
タイムトラベルする方法は
- タイムマシンに目的の年月日時刻の座標を入力し、始動させる
- 重力場が形成され、搭乗者の身体を包むみ、搭乗者はエレベーターの上昇中のような感覚が続く
- 装置が加速するにつれて周囲の光が屈曲し、一定まで達すると紫外線が爆発的に放射される。そのためサングラスが必須になる
- その後、周囲が次第に暗くなっていき、完全に真っ暗になる
- 景色が元に戻り、タイムトラベルが完了する
といった感じです。
時間軸の移動には多少ズレが生じてしまうので、完璧にいきたい時間へは行けないんですよね。
なので、タイムトラベルできる時間は最大60年で、それ以上の過去や未来に行こうとすると、世界線のずれが大きすぎて、まったく違う世界線にたどり着いてしまうんだそうです。
また、時間座標だけではなく、正しい空間座標も定めてタイムトラベルをしないと、地球を含む太陽系や銀河系もかなりの速度で動いているため、転移した先が宇宙だと言うこともあるんですよね。
複数の世界線(パラレルワールド)
パラレルワールドとは、いわゆる世界線のことで、例えば、今この世界では僕はYouTube動画を投稿していますよね。
しかし、こっちの世界線ではサラリーマンをやっていたり、さらにこっちの世界線ではプロ野球選手をやっていたりと、様々な世界線があるんですよ。
これがパラレルワールドというもので、タイターは、タイムマシンで移動するたびに時間軸のズレのせいで、パラレルワールド、つまり、別の世界線へと移動させられていたんです。
なので、タイターの世界線とは違うことも起きるため、予言がすべて当たらないというのです。
パラレルワールドが生まれる理由
パラレルワールドが生まれる理由は複雑で、元々複数の世界線があったとも取れますし、タイターが過去に行くことでパラレルワールドが生まれると言った説もあります。
例えば、今はこの世界線しかないと仮定して、タイムマシンが開発されたとします。
そして、僕がそのタイムマシンに乗って過去に行こうとした時点で、まず「過去に行く・過去に行かない」という2つの未来ができますよね。
もし僕が、「過去に行かない」という選択をした場合、今まで通りに生活を続けるだけなので世界線にずれは生じませんが、「過去に行く」と選択した場合には、選択した瞬間に未来の僕が過去に行ってるので、過去の何かが僕と接触したっていう歴史が未来にも過去にも刻まれるんですよ。
さらに、過去に行った僕に起こる出来事で、僕に選択肢が与えられるたびに、パラレルワールドはどんどん増えていきます。
この現象をバタフライエフェクトっていうんですが、このバタフライエフェクト1つ1つの行き先がパラレルワールドなんですよね。
ドラゴンボールでも、トランクスが過去にいき、人造人間が現れることを悟空たちに教えたり、トランクスが戦いに参戦したりして、過去と未来、つまり世界線が変わってますよね。
こういった理由で、タイターが過去に行くたびに時間軸にズレが生じて、毎回パラレルワールドに飛ばされるわけです。
なので、タイターが元居た未来に戻るってのは不可能なんですよね。
親殺しのパラドックス
タイムトラベル系の物語でよく描かれる「親殺しのパラドックス」
親殺しのパラドックスとは何かを解説すると、
「自分が過去の自分や両親と接触することによって、自分の存在がなかったことになるかもしれない。でも、そういった経緯で自分の存在が消えるなら、それを実行しようと考えた時点で自分の存在が消えるので、実行できない」
という矛盾のことをいいます。
さっき言ったパラレルワールドを生み出す、バタフライエフェクトの仕業ですね。
この理論で言うと、例えば、「自分が生きてるうちにタイムマシンができたら、過去に行って自分に宝くじの当選番号を教えよう」と考えたら、その時点で口座には大金が存在してるはず。
しかし、それが事実にならなかった場合、タイムマシンは存在しない、もしくはパラレルワールドは存在しないということになりますね。
また、時間を取り締まる警察のようなタイムパトロールが居て、個人の利益目的でタイムマシンを使うことは禁じられているという可能性もあります。
いずれにせよ、タイムマシンなんかできたらどっかの国が独占して悪さしそうですよね。
ジョンタイターが書き残した未来
タイターは現在いる2000年から、自身の居た2036年までに起こる未来を書き残しました。
- アメリカ国内で狂牛病が発生する
- 2005年にアメリカが内戦状態になる
- CERNが2001年付近にタイムトラベルの基礎理論を発見し、研究を開始する
この他にもこのような予言を残しています。

中には、
- 2001年以降に中国人が宇宙に進出する
- 2001年以降に新しいローマ教皇が誕生する
という予言も残していますね。
これなら僕も予言できそうなのでしてみようと思います。
「2025年以降、何人かのアメリカ人が日本へ旅行しに来る」
という予言を残しておきます。
これ2025年になって当たってたら、チャンネル登録お願いしますね。
実際に当たったタイターの予言
タイターの予言には的中しているものもあり、
- アメリカで狂牛病が発生する
- 2001年にペルー地震が起こる
- 2001年以降に新しいローマ教皇が誕生する
の、いずれも的中しています。
予言と言えば、以前の動画で「予言書イルミナティカード」の紹介をしてるのでよかったらこの後見てみてください。
ジョンタイターがいた2036年の状況
タイターは自分が居た世界線の話も残しています。
- タイムマシンが実用化されて既に2年が経過しているものの、その存在を信じていない人々も大勢いる
- タイムマシンは世界の幾つかの国が複数台所有しているが、一般市民が使用できるわけではない
- 宇宙人は見つかっていない
他にも沢山ありますが、厳選しました。
1つだけ言えるのが、こっちの世界線では宇宙人が存在しているということですね。
以前、異世界に行く方法という動画を出してて、その中でも語ったんですが、僕自身が宇宙人と会ってるんですよね。
ここで話すと長くなるので、気になる方は見てみてください。概要欄に貼っておきます。
世界中の人々の考え方が変わってきている
タイターの居た世界線では、善悪の考え方が大きく変わっているらしいんですよ。
その理由が、タイムマシンの普及によるもの。
「一人の人間が取るあらゆる行動は、どこかの世界線において行われている」
という世界観が広まったためだそうです。
確かに、実際に世界線を移動できる時代になれば、こういった考え方にもなるのかなって感じはします。
ですが、ちょっと違和感がありますよね。
この表現だと、例えば、誰かが万引きをしたとして、「あぁ、この世界線でのあいつは万引きをしたんだな」で済ませちゃってる感じで、犯罪が許されてそう。
まぁ、他人の不倫騒動とかはこの感覚でいいと思いますけどね。
ジョンタイターが目的を達成?
そして月日は流れ、タイターが現代にやってきて約4か月後の2001年3月、
「予定の任務を完了した」
という書き込みを残し、それ以降は消息を絶っています。
タイターがIBM5100を入手し、未来に持って帰ったってことですよね。
しかし、それが事実かも分かりませんし、何より「自分の口から元居た世界には帰れない」と言っているので、2038年問題は解決しておらず、このままいくとこの世界でも2038年問題が起きてしまうかもしれませんね。
もしくは、今回話したバタフライエフェクトが、すでに2038年問題を解決している可能性もあります。
その場合、2036年から過去に送られた人物は「IBM5100を手に入れるという物事を生み出す駒」に過ぎなかったのかもしれません。
タイターが無事元の世界に戻って称賛されたか、はたまた現在もまだ時空の狭間を彷徨っているのか。真相は闇の中にあります。
まとめ
さて、皆さんどうでしょう?
今回はジョンタイターの基礎知識編って感じで、深堀りするときには知っておいたほうがいいよねっていう情報をまとめましたが、実はまだまだ面白い話しがタイターにはあるんですよね。
なので、この動画の評判を見て、動画を作るか考えます。
そして今回のアニメ紹介ですが、言わずもがなの「シュタインズ・ゲート」ですね。
ジョンタイターを参考にしたタイムトラベルをテーマにしていて、鬱要素とかラブ要素とかとにかく神アニメです。
1つ言えるのが、1週じゃ面白さが分からないと思うので、2周することをおすすめします。
ということで、次回も不気味且つわくわくするような都市伝説を紹介するので、チャンネル登録、そして通知をオンにして待っててくださいね。
次回はこちらの都市伝説を紹介します。