エニグマ
あなたは「闇のアルバイト」をご存じだろうか?
エニグマTVへようこそ。エニグマです。
突然ですけど、皆さん、死体って1度は洗ったことありますよね?
僕はないんですけど、そんな闇アルバイトが存在してるらしいんです。
アルバイトと言われてぱっと思いつくのが「コンビニとか、飲食店、パチンコ屋さん」だと思うんですけど…
僕は、イオンモールのカート回収を1年くらいやってましたね。あれめっちゃ歩いてしんどいんですよ。なのでバックヤードのトイレに計1時間くらいこもってサボってました。
そういえば、ちょっと前にルフィを名乗る男が捕まった闇アルバイトが話題になってましたけど、今回はそんなのじゃなく、都市伝説アルバイトの
- 事故物件に住むアルバイト
- 死体を整えるアルバイト
- 死体を洗うアルバイト
を紹介します。
事故物件に住むアルバイト
まずは有名な事故物件に住むバイトから。
賃貸物件で殺人や自殺が起こった場合、不動産は事故物件として扱わないといけない、告知義務があるんです。
しかし、事故物件だと住んでくれる人が見つかるまで時間がかかってしまい、結果、不動産収入が減ってしまうのでそれは避けたいですよね。
ですが、一定期間誰かが住んでいて、且つ何も起こらなければ事故物件としての登録は解消されるので、アルバイトに住まわせて事故物件じゃなくそうっていう話です。
事故物件アルバイトの体験談
ネットで探してみたら、自称経験者ニキが居たので、この方の経験談を見てみましょうか。(これより先、この自称経験者ニキは「バイト君」と呼びます)
まずは給料ですが、1日3000円がもらえるそうで、1ヶ月住むと9万円。不動産の知り合いに紹介されて始めたんだとか。
家賃はタダで、光熱費も向こうが払ってくれるみたいで、言ってしまえば「衣・食・住」の住は払ってもらえて、且つ「衣」はもともと持ってるはずなので、実質「食」と少しの娯楽があればいいので、正直世界一楽な仕事だとおもいます。
まぁ、何も起こらなければ、ですが。
はい、何も起こらないわけがなく、約2ヶ月目の夜に事件は起こりました。
その物件は、ニュースにもなっていた恋愛絡みで飛び降り自殺した女性の部屋だったんだそうです。
夜中2時に目が覚めてトイレに向かうバイト君。しかし、いつもはそこにあるはずのトイレがなぜかありません。
必死にトイレを探すバイト君でしたが、どのドアを開けてもトイレは見つかりません。
残されるのは、玄関のドアのみ。寝ぼけているのは自覚していたので、おかしいと思いつつもドアを開けたら、そこにはトイレが。
「やっと用を足せる」と思い、一歩踏み出したバイト君ですが、そこはなぜか前に住んでいた女性が飛び降りたベランダ。しかも柵が切り取られていたみたいです。
目が完全に覚めたころにはもう真っ逆さま。
ですが、落ちた先にはたまたま大型トラックが止まっており、5階だったこともあって何とか生存して、この情報を共有してくれることができたんです。
はたしてこの出来事、バイト君が度の過ぎたおっちょこちょいなのか、はたまたバイト君が自殺した女性の恋人に似ていたから同じ場所に誘おうとしたのか、真相は闇の中。
エニグマ
因みにこのバイトはあるのかないのか分からないマジの都市伝説になってます。だって、今のストーリー、全部僕が考えたウソですから。
死体を整えるアルバイト
次は、死体を整えるアルバイト。
整えると言っても、死体をサウナに入れるわけではありません。
この仕事は納棺と呼ばれ、鼻に綿を詰めたり、開いている口を閉じたりする仕事。ちなみに実在します。
ご遺体をできるだけ生前の状態と、ご遺族の希望に近い状態にし、最後のお別れができるようにする、とても重要な役割。
実はこのバイト、経験と技術が必要みたいなんですが、普通に求人誌に乗ってたりするんですよね。
納棺師と呼ばれる人がやっていて、そのアシスタントにアルバイトが採用されるようです。
アルバイトは何をやるのか
結論からいうと、最初はプロの方のアシストがメインですが、最終的には同じ業務もやるみたいなんです。
これは実在するので、一見都市伝説には見えませんが、納棺という仕事は葬儀屋ができた大昔からあるもの。
なので、当然都市伝説になっている事件もありますので、その内の1つを紹介します。
実際に起きた恐怖の死体
とある田舎の納棺師が、村で亡くなったおばあさんの納棺作業を引き受けたんだそうです。
旦那さんと息子夫婦は20年前に事故で無くしているみたいで、遺族は孫娘の1人だけで、寂しいお葬式でした。
長い間、納棺師として生きてきたので、難なく納棺の儀式が終わり、棺のふたを閉めようとしたとき、中にいる老婆の指が「ぴくんっ」と動いた気がしましたが、気のせいだと思うことにしました。
しかし、もう1度ふたを閉めようとしたとき、今度は目と口が少し開き、「しゃーーーー」と空気が抜けていくような声?音?が聞こえました。さすがにこれは気のせいにできません。
その後すぐに目と口は閉じ、老婆は安らかな顔で眠っていました。
葬儀の終了間際、火葬場に移動するタイミングで目を赤くしたご遺族の孫娘が走ってきて、「祖母の遺品を整理していたら出てきたのですが、まだ間に合いますでしょうか?」と、家族全員が写った写真をもってきたのです。
ここで、「ああ、なるほど。そういうことか」棺の中の老婆は、亡くなったご家族とまた出会えるように、家族全員の集合写真と一緒に眠りたいと訴えていたのです。
実はこういったことは納棺の仕事をやっていると、3年に1度は起こるみたいで、今年で30年目を迎えるこの納棺師はこいうことが起こるたびに、家族に改めて感謝の気持ちを強めていたみたいです。
さて、怖い話なのかいい話なのかちょっと微妙に分かりませんよね。
因みに僕は少しウルっと来ました。
エニグマ
あと、これも嘘だと思って聞いてた人いますよね?正直に言ってください?せいかーい。
死体洗いのアルバイト
最後は死体洗いのアルバイト。
業務内容はその名のとおり、死体を洗うこと。
一部大学の医学部では、必ず遺体解剖実習というものがカリキュラムに組み込まれていて、死体がいくつもストックされてるんですよ。
その際、解剖に使われる献体は、事前に洗浄しておかないとダメなので、それをアルバイトにやらせるんです。
医学部の学生を中心に募り、時給は1万円ほどだそう。
アルバイトは逃げ出す人が多い
この収入を目当てに多くの学生が応募するそうなんですが、ゴム手袋でホルマリンのプールに死体を浸けたり、そもそもホルマリンのニオイに耐えられなくなったりして、逃げ出す人が多いみたいなんです。
そりゃそうですよね。いくら高時給が待っているとしても、ずっと死体を触ったり、強烈な薬品のにおいを初めて体験するのはキツいですもんね。
でもおかしな話なのが、このアルバイトをやるの、医学部の生徒が多いので、逃げ出す人も必然的に医学部の生徒が多くなりますよね。
でもその生徒、医学部のカリキュラムに”必ず”組み込まれてる「死体解剖実習」をやらないといけないんですよ。
はたしてどうしてるんでしょうかね…?
死体洗いは〇〇から広まった都市伝説
因みにこんなバイトは無くて、ただの都市伝説。
解剖用遺体には、法的な厳しい制限が設けられてるので、アルバイトに触らせることなんかできないんですよね。
ホルマリンも、劇薬だか何だかで、厳しい制限がかけられてるので、「ホルマリンプール」なんてものを作ったら危ないので無理なんですよ。
この死体洗いのアルバイトの都市伝説は、なんと今から65年前の1958年に発表された「死者の奢り」という小説に尾ひれがついて都市伝説になったのではないかと言われています。
まとめ:死体を扱うアルバイトは存在した
さて、どうでしょうか皆さん。
もし、「職人のお手伝いをする簡単なお仕事」みたいな感じの求人に応募して、いざ本番ってときに死体が出てきたら、あなたならどうしますか?
僕なら、違法じゃないことが確認出来たらやりますね。触ってみたいでしょ?死体。
そんな冗談は置いておいて、実際に求人サイトにも危ないバイトは結構あるらしいんですよ。
例えば、詐欺の受け子のバイトとかもあったらしいですからね。
実はあなたの身近にも、闇のアルバイトは存在するかもしれません。
この動画で紹介した闇バイトが、本当に都市伝説なのか?はたまた、秘密裏に行われている実在するアルバイトなのか?真相は闇の中。
ということで、次回も不気味且つわくわくするような都市伝説を紹介するので、チャンネル登録、そして通知をオンにして待っててくださいね。
次回はこちらの都市伝説を紹介します。