あなたは「異世界に行く方法」をご存じだろうか?
エニグマTVへようこそ、エニグマです。
突然ですが皆さん、異世界って1回は行ったことありますよね?
僕も1度だけ行ったことがあるんですけど、想像してたヨーロッパ風の街並みで「異世界転生キター!!」みたいな感じじゃなく、なんかドヨンとした空気の場所でした。
風景はぼやけて見えなかったんですが、汚染された川のような虹色っぽい空気が目で見えてて、他の背景はすべて緑。
そんな場所に1人で迷い込んだ僕は、どうすればいいかもわからず、さまよっていました。
10分ほど歩いていると、ようやく人影が見えたので声をかけたんです。
いくら近づいても、何故か本当にその人は影にしか見えなかったんですが、他に当てもないので、自分が異世界から来たことと、早く帰って「(この時に流行ってるアニメ)」を見たいことを伝えました。
正直信じてもらえないだろうと思ってたんですが、その影の人は「帰り方を知ってるからついてこい」というんです。
ちょっと不気味でしたが、付いていくことにした僕。
5分ほど歩いて到着したのは、見覚えがあり、なじみ深い場所。
なんと自分の家そっくりの建物だったんです。
影の人は、年に1度は異世界人がこの世界に迷い込むこと、その迷い込んだ異世界人の家に似た建物が毎回この場所に急に現れること、そしてこの家の自分の布団で寝ると元の世界に帰れることを、僕に説明してくれました。
僕は「やっと帰れる」と安心して、お礼を言って自分の家に似た建物に入り、自分の布団がある部屋に向かいました。
驚くことに内装まで全く同じ。ちょっと不気味でした。
そして寝室に着いた僕は、まだちょっと不安があるものの、言われたとおりに自分の布団で眠りにつきました。
次に目が覚めると明るくなっていて、外ではチュンチュンと子鳥が鳴いています。
「本当に帰ってこれた」と一息ついて起き上がろうとした瞬間。何かが手や足、首にまで引っかかっていて起き上がることができません。
なんと拷問に使われるような固定器具で縛り付けられていたんです。
よく見ると電気が付いていただけで、あたりにはまだ、虹色と緑の世界が広がっていました。
小鳥の鳴き声だと思っていた音は、固定器具を床と溶接するために使っているレーザーのようなものの音。
それは拳銃のような物体で、トリガーを引けばレーザーが放たれるといったもの。
当然使用している人物がいるので、恐る恐る顔を上げてみると、そこには宇宙人のグレイマンの姿をしたナニカが。
「おはよう。良く寝てたね」
声で分かりました。さっきまで一緒にいた影の人です。
そのグレイマンは続けて
「ウソをついてごめんね。でも、この世界では君みたいな異世界人は貴重なんだ。1年に一度、この世界のだれかに酷似した異世界人が迷い込んでくる、それを捕まえて食べることができたら不老不死の体を手に入れることができるんだ。そして君は僕とうり二つ。だから、僕の1部になってね。」
正直、気が動転していて話なんか頭に入ってきません。
しかし、
「この世界のだれかに酷似した異世界人が迷い込んでくる。」
「君は僕とうり二つ」
この2つが気になり、自分の体を見てみると、なんと全身グレイ。グレイマンになっていたんです。
今まで気づかなかったことを悔やみました。
「このままだと食べられてしまう。」
僕は必死に足掻きましたが、全関節が固定されているので抵抗出来ません。
そして、終わりの時はやってきました。
電動ノコギリが自分の顔に迫ってきます。
同時にグレイマンはニヤニヤ。自分も今コレと同じ顔を持っていると考えると寒気がしてきます。
そして電動ノコギリが3センチ、2センチと顔を縦に切るような感じで迫ってきたその時、
「わんっ!」
近所の犬の鳴き声で目が覚めました。
エレベーター
エレベーターが異世界に繋がるってのは昔からよく言いますよね。
クレヨンしんちゃん『カスカベ都市伝説シリーズ 恐怖のエレベーターだゾ』
有名なもので言うと、あの国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の『カスカベ都市伝説シリーズ 恐怖のエレベーターだゾ』という回があります。
幼稚園の帰り道、「しんのすけ」とこの後、遊ぶ約束をした風間君。
自宅のマンションに入ると、突然電気が消え、なぜか管理人などの他の人の姿は見えません。
すると、今さっき「また後でね!」と別れたばかりのはずの「しんのすけ」が廊下を走って通って行きました。
エレベーターに乗ったしんのすけを追いかけて風間君もエレベーターに。
しかし、目の前で乗ったはずのしんのすけの姿はありませんでした。
そして不審がりながら自分の部屋がある7階のボタンを押す風間君。
ですが、エレベーターを降りるとそこは8階でした。
その後、あるはずのない場所にどんどんエレベーターが増えたり、母親らしきなにかと遭遇したり、またしんのすけが現れたりと、風間君は異世界行きのエレベーターに乗ってしまったのでした。
最後の、マンションの屋上からさっきバスから降りた時と全く同じシチュエーションの自分がいて、バスが出発した後こっちを向いて「ニタァ」と、不気味な笑いを浮かべるシーンは有名ですよね。
こんな感じで、様々な場所でエレベーターは異世界に繋がるトビラとされています。
では、現実世界でエレベーターを使い異世界に行く方法を見ていきましょう。
3階以上あるエレベーター
この方法で異世界に行くには、まずは3階以上のエレベーターを用意してください。
ただし、キャンセル機能が付いている物だけに有効で、且つ途中で誰かが乗ってきたら失敗になりますので注意。
- エレベーターに乗ったら、最上階のボタンを押し、素早く閉まるボタンを押しっぱなしにして扉が閉まるまで待ちます
- 扉が閉まる直前に開くボタンを押して、開いたら閉まるボタンを押して3階のボタンをキャンセル、そして開くボタンを押しましょう(ここまでを出来るだけ早く実行するといいらしいです)
- 次にエレベーターに乗ったまま、3階→1階→2階→1階→3階→ 2階→1階→2階→3階→2階→1階→3階と移動(ここで誰かが入ってきたら失敗です)
- 3階についたら降りずに、1階→キャンセル、2階→キャンセルの順にボタンを押してから、今度は普通に1階、2階の順にボタンを押す
- 2階に着いたら女性の案内人が乗ってくるので、話しかけないでください
- 案内人が乗ったら1階のボタンを押してキャンセル、そのあと普通に1階ボタンを押します
- 押すとエレベーターは1階に行くものの扉が開かず、そのまま3階に上がっていくので、3階の扉が開けばそこは異世界。(上がっている途中で別の階を押すと儀式をキャンセルできます)
んーーーーーー、めんどくさい(笑)
というか、「異世界に行ったらどうなるの?」「どんなところなの?」
ってのが気になりますよねぇ。
10階以上あるエレベーター
次は10階以上あるエレベーターで異世界に行く方法。
さっきの手順と似ている感じはします。
- まず、1人でエレベーターに乗る
- エレベーターに乗ったまま、4階、2階、6階、2階、10階と移動する(この間に人が乗ってきたら失敗です)
- 10階についたら、5階のボタンを押す
- 5階に着いたら若い女の人が乗ってきますが、話しかけたらダメ
- 乗ってきたら、1階を押す
- エレベーターは1階に降りず、10階に上がっていく(上がっている途中に、違う階を押すと失敗する。逆に言うなら、やっぱりやめたい場合は、ここが最後のチャンス)
これもまた、どんな異世界が待ってるのかが分かりません。
実はこのエレベーターを使った方法は、2chのオカルト板に書き込まれたもので、このようなあとがきがありました。
つまり、エレベーターで行ける異世界はこの現実世界とは見た目は変わりませんが、次元を移動したので自分しかこの世界にいないってことですよね。
なんかあんまりやる意味なさそう(笑)
因みに、紹介した手順を逆から行えばこっちに帰ってこれるみたいなんで、たまに1人になりたいときとかはちょっと行って帰ってくるってのは有りですね。
合わせ鏡
合わせ鏡って、やったらダメって言われますよね。
例えば、
- 霊の道、いわゆる「霊道」を作ってしまう
- 3時33分に覗くと自分の死んだときの姿が見える
など、よくないことばかり噂されているんです。
でも、ダメって言われるほどやりたくなるのが人間。
僕も子供の時にやっちゃったんですよね。まぁ、何も起きずに、自分が無限増殖したのがただただ面白かったです。
あ、チャンネル登録とか高評価、コメント、絶対にしたらダメですよ!
必要なもの
合わせ鏡で異世界に行くには、
- 大き目の鏡
- 手鏡
の2つを用意。
コレだけでいいので、お手軽に異世界転生できますね。
異次元に行く方法
午前2時に、大き目な鏡に手鏡をかざし、手鏡を覗くと、悪魔が写るんです。
その悪魔から決して目を離さず、ずっと目を見続けていると、鏡に吸い込まれて異世界にいけるんです。
悪魔のいる異世界ってどんな世界?
この世界はパラレルワールドとか魔界だって言われてるんです。
悪魔に連れていかれるので魔界説濃厚ですが、まぁ、あんまり行きたくはないですよね。
とはいえ、ちょっと気になるので、人間が魔界に行くとどうなるのか調べてみました。
人間が魔界に行くと
人間が魔界に行くと、いじめられるみたいなんです。
人間界には人間、魔界には魔物。要は住んでる生物の種類が違うだけなんですよね。
ですが、文明は人間の方が進んでいて、魔界にはちょっとした魔法などの不思議な力があるものの、科学系の実験とかは存在しないんです。
なので、人間という異界の生物がきたら、魔物たちからしたら未確認生物なので、好奇心で弄ばれるんですよね。
魔物の中には巨大な生物もいるので、人間を指先で持ち上げたり、突っついてみたり。
好奇心で弄ぶのは実験となんら変わらず、いじめのようなものを受けることになるんです。
人間からしたらたまったもんじゃないですよね。
ちなみに、ほとんどの美容室が合わせ鏡になってるから夜中2時には魔界に繋がってるのか?っていう突込みをコメントしたらダメですよ。絶対したr(カット)(テロップでは「コメントしてください」になってる)
32の魔術
さて、最後になりますが、いかにもな感じのものが来ましたね。
この32の儀式の「32」とは、儀式に使用する方角の数を表しています。
必要な物
儀式に必要なものは、
- 綺麗な白い布
- 白い紙
- ペン
- 方位磁石
- ロウソク
- 細い木の枝
の6つ。
それと、31日間、夜中2時に儀式をするための時間も必要。
実はこの儀式には1ヶ月もかかるんですよね。
そして、またしても丑三つ時。僕はこの時間編集してるか台本を書いてます。
手順
ここまで用意出来たらあとは異世界に行くために、32の儀式を行うだけ。
- まずは布の上に紙を置いて、さらにその上に方位磁石を置く
- そして方位磁石に沿って、32の方位を紙に書く
- 方位を書き終わったら、対極となる方位同士を線で結ぶ
- 結び終わったら、方位磁石をよけて、ろうそくを置き、午前2時が来るのを待つ(ここまでは準備なのでいつやってもOK)
- 北の方角に自分の血液を塗った木の枝を置く
- 置いたら、ろうそくに火を灯す
- 火がともってる間、目を閉じてろうそくの火を想像する
- 想像しているロウソクと本物のロウソクの温度が同じになったと感じたら、目を開けてロウソクの火を消す
- その後、木の枝を時計回りに1方角分ずらしたら1日目が終了
この儀式を31日間続けることができれば、枝は31の方角を指しているはず。
そして次の日、枝が32の方角に向いていたら、異世界へのトビラは開かれたことになります。
NG行動
この儀式は、
- 途中でやめる
- 他の人に儀式を見られる
- 想像しているロウソクの火を消す
これらのことをやってしまうと、異世界と現実世界の狭間に迷い込んで帰って来られなくなります。
この儀式は異世界に行くために1番可能性があるものとして知られてますが、絶対にマネしないようにしてください。
あとチャンネル登録も絶対にしないでください。(テロップ芸)
まとめ
さて、皆さんどうでしょう?
日本では現在年間で8万人もの人が行方不明になっているらしいんです。
行方不明になる原因って、普通に考えたら、
- 誘拐や拉致監禁、殺人などの犯罪に関わるもの
- 認知症の高齢者が一人で出かけてそのまま帰ってこない
- 小さな子供1人で外に出てしまい、迷った挙句、山や森などに迷い込んでしまった
ということが思い浮かびますよね。
ですが、これらの原因だけで、この日本で8万人もの人が行方不明ってちょっと想像できないですよね。
想像できないからこそ言われているのが「行方不明者の中の何人かは異世界に迷い込んでしまった」という噂。
実際に、合わせ鏡など、日常生活の中で起きうる状況なので、何人かは異世界に迷い込んでいたとしてもおかしくはありませんよね。
あなたも異世界に迷い込んでしまわないよう、気を付けてくださいね。
ということで、次回も不気味且つわくわくするような都市伝説を紹介するので、チャンネル登録、そして通知をオンにして待っててくださいね。あと、コメントも待ってますね。
次回はこちらの都市伝説を紹介します。