エニグマーの皆さんこんにちは、エニグマです。
皆さんは誰かを殴ったことありますか?
それとも、暴力を振るわれたことに対して逆襲をしたことはありますか?
1992年から放送され、現在も国民的アニメとして愛されるクレヨンしんちゃん。
そんな長い歴史と共に、作中に出てきては殴られ続けたのが「ウサギのぬいぐるみ」
イラっとした時や恥ずかしい、むず痒いなど、ネネちゃんの感情がマイナスな方面に動いたときに、ストレス発散として殴られるこのウサギですが、クレしんのホラー回でネネちゃんに復讐する話がシリーズ化されているんです。
今回はその「殴られウサギの復讐シリーズ」をすべて紹介していきます。
ネネちゃんのママがパパからの電話で今日はご飯がいらないことを聞くんですが、すでにご飯を作っていたので怒ってしまいます。
いつも通り、ウサギを殴ってストレス解消。
ネネちゃんはその時、その日放送の魔法少女もえPが面白くないことにキレ、文句を言いながらウサギを殴ります。
シーンは飛んで、ネネちゃんが夜中に目が覚めて水を飲みに行くとき、ウサギが動いているところを目撃してしまいました。
急いでママを呼びに行き、そのウサギを見せます。
ウサギはまだプリンを食べていて、ママは鬼ビビります。
その時、ウサギにみたことがバレてしまい、ウサギは2人に歩み寄ります。
「へへ~、私を殴るときとずいぶん態度が違うのね」と、恐れおののいた二人の様子を見て皮肉を込めた言葉を発します。
ウサギに捕まった2人は許しを懇願しますが、「すべてのぬいぐるみの名において許すわけにはいかない」とブチギレ、ジュースとマッサージを要求します。
ネネちゃんのママはオレンジジュースを持ってきたのですが、それは叩き捨てられ、「ニンジンジュースに決まってるでしょ」とクレームを入れます。
ネネちゃんはマッサージをしているとき、ウサギの耳をつついてしまい、これもまた怒られます。
「それよりビデオでもつけなさいよ」そう言われたネネちゃんは「ウサギと亀」のビデオを付けますが、ウサギが負ける話の為怒られ、浦島太郎のカメがいじめられてるシーンを流して怒りを納めました。
その後も2人に色々指示を出すウサギですが、子供の時に「親がこんなに従順に従ってしまう」ことに対して、とても絶望しました。
「ひねくれたウサギね」ネネちゃんのママがそう言ったんですが、これがウサギに聞こえてしまい、「誰がこんな正確にしたのよ~」とまたもや締め付けられ、そこでネネちゃんは目が覚めます。
夢落ちと安心しますが、夢落ちでは終わらないのがクレヨンしんちゃん。
「たまにはウサギちゃんにもジュースあげてみようかなって」リビングに行くと、ママがウサギを座らせ、プリンとジュースも出していました。
ネネちゃんは恐る恐るウサギをつついてみますが、何も反応はなく、ただ滑り落ちてきます。
ネネちゃんの悲鳴を聞いたママは「ごめんなさい、目を覚まさないで」とウサギに言い、同じ夢を見ていたことがわかりました。
(ピンポーン)パパが返ってきたかと思い、玄関に駆けつけますが、そこに居たのはしんのすけ。
2人は今起きたところで、こんな朝早くにどうしたの?と聞きますが、時間はすでに11時と、時間感覚もくるっています。
そこでなぜかしんのすけに電話が掛かってきて、通話中のしんのすけの後ろを2人がビビりながら部屋に戻ります。
ウサギが動かなそうなことを確認して安心したのか、2人は座り込み会話しようと思った矢先、、、
「二人とも、なぐって~」
そうウサギのぬいぐるみから声が聞こえ、2人はごめんなさいと謝りながら土下座します。
しかしその声の主はしんのすけで、ウサギのアップ映像でこの回は終わりを迎えました。
ネネちゃんが耳をつついたシーンですが、まだウサギを可愛いと思ってるのか、ただの好奇心なのかという謎が生まれ、ネネちゃんのママがただただ恐怖におびえながらウサギに従うシーンでは、当時子供だった僕も絶対正義で自分を守ってくれる存在だと思ってた親がこうなってしまうのか、と絶望した記憶があり、とても記憶に残るいい作品だなと感じます。
いつものメンバーが宝物自慢大会をしていました。
ネネちゃんは大量のウサギをどこからともなく出し、みんなに自慢。
そこにひまわりがやってきてウサギを触ると、ひとりでに動いたような気がして気味悪く感じたひまわりは、そのウサギを外に放り投げてしまいます。
「いい月ね」
夜になり、赤い月を見ていたシロにウサギが声を掛けます。
そのウサギは前回同様、動いて喋るようになっていました。
ウサギはシロに「どこか痛いところはない?」と聞き、シロがないと答えると、ほっぺをつねります。
「痛いってわかるのね」痛覚があるかどうかの確認でした。
ウサギはシロに自分の名前を付けてもらおうとしますが、「うさっぴ」と言われると、「他の人に考えてもらうことにする」と断られます。
「こじんまりとした家ね、でも私よりはマシ、いるだけの家に意味はないから」と、ここでだんだんと愛情を注がれていないことに不満を持っていることが伝わってくるんです。
「生命負傷、住所不定、無職」と自虐しますが、「あ、職業は殴られ屋だったわ」と皮肉のように言います。
痛みの分からない自分にはぴったしの職業なのかとつぶやきますが、なぜ殴られるのか、殴ってどうなるのかなど、「人間ではないウサギには人間のキモチが分からない」といった感情があらわになります。
1,2,3,4,5,6、ウサギの数を数えるネネちゃんは、1つ足りないことに気付きます。
「わたしの集めてるウサギちゃんが1つでもなくなったらダメなの!」と言い、家を飛び出してしんのすけの家に探しに行きます。
家に押し入りウサギを探すネネちゃんですが、どこにもありません。
「なんだかお腹がすいたわ」そう言われたシロは、小屋の横に埋めていたジャーキーを掘り出しウサギに渡しますが、叩き捨てられ、「私はベジタリアンよ」と、ウサギは雑草を食べていました。
シロはそんなウサギに「もうそろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」と問いかけますが、うさぎは「殴られるだけの家に?」と、帰りたくないわけではないけど帰りたいわけでもない、ただ痛みを感じない自分を殴ることへの理解できなさと、その心の奥底に見えるあらわにしていない怒りをぶつけるために帰らないような言動をします。
ウサギは「わたしには分からない」と言いながら自分を殴りはじめます。
「うさぎちゃーん!」ネネちゃんの泣き声が聞こえますが、ウサギは自分を無言で殴り続けますが、シロが「行ってあげなよ!お願い!」と言い、ウサギはやっと帰る気になったのか、ひまわりが投げた場所に戻ってきました。
ネネちゃんは泣きながらウサギを抱きしめに行き、シロも怖かったのかしんのすけに抱き着きます。
ウサギを見つけたネネちゃんは「じゃあしんちゃん、また明日ね」と言って帰路に就くのですが、おんぶしていたウサギがじょじょにネネちゃんの首意を締めていくシーンでこの回は終わります。
どれだけ愛してるものでも、無下に扱うと嫌われ、気持ちがすれ違うっていう少しいい話っぽくも見えますが、やっぱり当時の子供にとってはトラウマの回でした。
桜田家にかかってきた電話を、お昼寝していたネネちゃんが取ろうとした瞬間切れてしまい、それにキレたネネちゃんはいつものようにウサギを殴り始めます。
この日の夜、このシリーズでは恒例になりつつある赤い満月がでていました。
「私は殴られウサギ、ネネちゃんんの心を癒すためにこの家に来たの」寝ているネネちゃんに近付き、ウサギはこう言いました。
ネネちゃんの夢の中、お花畑で花を見て癒されるネネちゃんですが、後ろから「癒された?」とウサギに聞かれ、ネネちゃんは驚いて絶叫しながら逃げます。
ウサギは「わたしを殴って癒された?」と進撃の巨人の奇行種のような走り方で追いかけながら聞いてくるので、「いつも殴ってごめんなさい」と謝りながら走っていると転んでしまいます。
「癒されたの?私を殴って癒されたの?どれだけ癒されたの?まだ足りないの?ねえ?ねえ?」と問い詰められたところで目が覚めるネネちゃん。
なぜかウサギのぬいぐるみは寝ているネネちゃんの下敷きになっていて、そんなことをした覚えがないネネちゃんは驚き後ずさります。
不気味に思ったネネちゃんは、リュックにウサギのぬいぐるみを入れ、そのまま不燃ごみに捨てようとするんですが、中のウサギが暴れて「捨てさせない、離れない」と捨てさせてくれません。
恐怖のあまり走り出すネネちゃんですが赤信号を無視してしまい、車と接触寸前。
「あなたの怒りが私の存在理由なら」と言いながらウサギが車からネネちゃんを守ってくれます。
ネネちゃんはケガもなく無事でしたが、「離れないわよ」とウサギが喋っている恐怖に耐えられず、その場を去ってしまいます。
「いやー!」と叫びながら一心不乱に走り、たどり着いたのは野原家。
ネネちゃんは家に入り、「かくれんぼをしに来たの」と伝えます。
いきなりじゃんけんをして、かなり自己中にしんのすけを鬼にします。
ネネちゃんは押入れを開け、自分ではなくウサギの入ったリュックを隠し、そのまま家を出て帰ってしまいます。
するとミサエが降りてきて、泥の足跡に気付き、しんのすけの仕業だと勘違いして叱ります。
叱り終わったミサエは化粧台に座り、一瞬、鏡にウサギが写るんですが、振り返っても何もいません。
しんのすけが足跡を綺麗にしていると、その後ろでひまわりがウサギのぬいぐるみで遊んでおり、それがミサエに対するネネちゃんが来たという証拠になりました。
ミサエが押入れにウサギを入れた後、それを返そうとしんのすけがネネちゃん家に電話するんですが、ネネちゃんは「ネネ知らない」と、電話を切ってしまいます。
そんなわけがないので、ミサエが改めて電話するとネネちゃんのママが出るんですが、「本人が違うというもので」とまた断られ、ミサエは「おかしいな」と言いつつリビングに戻ると、さっき押入れに入れたはずのウサギで遊んでいるひまわりが居ます。
これもしんのすけの仕業だと思い、「押し入れにしまったのに出しちゃダメでしょ!」と叱ります。
そして野原一家もネネちゃんも寝静まった夜、ウサギは押し入れから出てきてネネちゃんの家に帰ります。
途中ひまわりに見られて抱き着かれますが、「おちびちゃん、あんたに私は必要ないの」と蹴飛ばしてしまいます。
寝室にいなかったひろしは玄関で酔いつぶれていたんですが、これもお構いなしに踏んで家を出ていきます。
ネネちゃんはまた同じような花畑の夢を見ているんですが、花に虫が居て少し苛立ったところで「ネネちゃんに怒りがある限り、私は離れない、ふふふふふ」といったところでこの回は終了します。
ウサギのぬいぐるみが欲しいとネネちゃんと、もうすでに持ってるじゃんという他のメンバーたち。
平和な会話ですが、その同じ部屋ではネックレスがひとりでに動き、押入れのウサギのもとへと転がっていくところからこの回は始まります。
その日の夜、ネネちゃんが苦しそうに寝ていると、ウサギが押入れから出てきて不気味な歩きをします。
ネネちゃんは悪夢のせいか苦しみのあまり目を覚ますと、目の前にはウサギが横たわっていて「久しぶりね」と声をかけてきます。
「ねえ、他のウサギがいいの?私じゃダメなの?あなたの気持ちを知りたいわぁ」ウサギはそう言ってネネちゃんの体の中に入ってしまい、ここで現実のネネちゃんは目を覚まします。
食卓につき、ママが牛乳を出してくれたんですが「ネネ、ニンジンジュースが飲みたい」と言い、そういったネネちゃん自身も驚きます。
朝食を食べてる途中、気が付くと昨日転がっていたネックレスが首についていますが、自分で付けた覚えはありません。
「これ、ママのよねぇ?」「チョウダイ」ネネちゃんはまるで多重人格のように立て続けに言葉を発します。
「外しちゃダメ」外そうとするとどこからともなく声が聞こえてきて、ネネちゃんは周りを見回しますが、何もいません。
結局ネックレスを外し、幼稚園バスに乗ったネネちゃん。
なぜか窓ガラスを匂っていて、マサオ君が心配してくれるんですが、「お風邪でも引いた?それ、先生に叱られない?」と言われ、また勝手にネックレスが付いていることに気が付きます。
「お家で外したはずなのにぃ」そう言いながら怖がるネネちゃんの口の中には、ウサギの口も存在するように見えました。
幼稚園では、実物のカメを見ながら絵を描いてみようという授業?だったんですが、ネネちゃんは無意識に「どうしてもですか?」と言ってしまいます。
すると全員がウサギの姿に見え、「亀なんて書いてられないわよね、そう思わない?」と言われ、ネネちゃんは自分の中にウサギが憑依していることを確信します。
「そんな卑怯者の絵は描きたくありません」立ったまま気を失っていたのか、目を覚ましたネネちゃんがこう言い、周りのみんなは引き気味で驚きます。
ウサギはネネちゃんに向かって「でもあなたって、ヤなことはゼッタイにしないタイプよね、ふふふ、少しずつ分かってきたの、あなたの考え方、もう少しだわ、完全に分かったら、あなたの怒りを私は自由に操ることができる。ふふふ、もしそうなったら、私はいつでもネネちゃんの怒りで殴ってもらえるのね。嬉しい。」と発言し、完全に恐怖に陥れます。
みんながカメを書いている最中、ネネちゃん(ウサギ)は「亀は、昼寝をしているウサギを起こしてあげるべきだったのよ、それに、浦島太郎をたぶらかして彼の人生をめちゃくちゃにしちゃったし。」と、完全に意識の主導権がウサギにあるようでした。
お昼ご飯の時間、弁当のサンドイッチを食べようとしたとき、「待って」「なに?」「私はベジタリアンよ、ハムは取って」と言ったり、みんなが持ってるものを欲しいというウサギに「ダメよ」という会話など、まるで両面宿儺と共存する契約を結んだあとの虎杖悠仁みたいに共存しているように見えますが、ネネちゃんはずっと怯えながらはなしています。
ウサギと言い合っていると、ネネちゃんは自分の手がウサギの手になっていることに気が付きます。
「なにこれ!?」「分かってきたのよ、ネネちゃんがどうしたら怒るのか」腕をみんなに見せないため、トイレへ逃げ込みます。
鏡で再度確認しますがやはり腕はウサギになっていて、ウサギに「大丈夫ったら大丈夫」と声を掛けられますが「何が大丈夫なのよぉ」と泣きそうな声で怒ります。
その瞬間、耳が生えてきたと思ったら後頭部がウサギの顔になり、ネネちゃんの頭がグルグル回るという今回のトラウマシーンが流れます。
どんどんネネちゃんよりウサギの部分が多くなってきます。
「ネネちゃん!」みんなの声と共にネネちゃんは力を振り絞り、ネックレスをちぎってウサギの憑依を解除することに成功しました。
もう少しでネネちゃんの怒りをコントロールできそうだったウサギは、その邪魔をした4人を恨みながら消えていきます。
そこに先生が来て、早退することになったネネちゃん。
帰り道、当然元気がないネネちゃんですが、ネネちゃんのママから欲しがっていたウサギのぬいぐるみが安くなっていたから買う?と聞かれ、嬉しそうな顔をするんですが、あんなことがあったのと、ウサギが嫉妬から憑依してきたような発言もあったので、ネネちゃんは「いらない」と答えます。
「あらそう、あんなに欲しがっていたのに」なんだか言葉が棒読みなネネちゃんのママ。
ゆっくりと顔の方へ映像が動いていきますが、なんとさっき引きちぎったはずのネックレスをネネちゃんのママが付けていました。
「大人の体って重たくていや、でもいいや、もう少ししたらまたネネちゃんの体に入っちゃお、へへへ~」というセリフでこの回は終わります。
最初は殴られることが嫌で逆襲したり家を出たりしていたんですが、この辺からネネちゃんに殴られることが好きになっているみたいで、メンヘラみを帯びてきていますね。
ネネちゃんがウサギに「こっちよこっち」と気味の悪い場所で呼ばれ、自分を殴るように言われます。
ネネちゃんは恐怖のあまり目を覚ましますが、明日はプールなので「ちゃんと寝なくちゃ」といい、もう一度眠りにつきます。
朝になり、ネネちゃんは歩いて幼稚園へ向かいますが、誰も来ていなくて、なんだか不穏な空気が流れています。
プールを覗くネネちゃんですが、振り返った瞬間、水面にウサギの顔が浮かびます。
「ふぅ~、間に合った」そこへみさえとしんのすけが到着し、プールは金曜日で、今日は木曜日だという会話を聞きました。
日を間違えて起こったネネちゃんはウサギを殴りますが、その時、「へへー、もっと私を殴って」とウサギに掴まれます。
「ネネちゃんが私を殴れば殴るほど、ネネちゃんは私を認めるの。」
「そして私たちは離れられない関係になるの」
「い亜k理のギブ&テイクしましょ」
と言いながら、前回辺りからどエムになり果てたウサギがネネちゃんを押し倒し、おおいかぶさります。
「へへ~、蹴りもいいわね」ウサギに覆いかぶさられたネネちゃんは、足で抵抗しますが、それも喜ばれてしまいます。
しかし、強く蹴るとウサギはプールへと飛んでいき、「水が嫌いなのに」と言いながら、もしかしたら別の意味でトラウマになるかもしれない姿で水に溶けていきます。
ネネちゃんは「これで襲われることはなくなったから安心」と自分に言い聞かせながら家へと走り、自分の部屋の布団にくるまります。
次の日、寝坊したネネちゃんは「なんで起こしてくれないの!これじゃしんちゃんみたいだわ!」と言いながら急いで家を出ます。
幼稚園に到着すると、みんなはすでにプールに入っていて、吉永先生と一緒にお着替えをすることになり、吉永先生は松坂先生にここはお願いと頼みます。
その時の松坂先生の返事はそっけなく、なんだか違和感がある返事でした。
そしてお着替え中のこと、「へへーネネちゃん、手を握って、そう、そうやって、ここを思いっきり殴るのよ」と言いながら尚が年度のようにウサギになっていきます。
ネネちゃんは手を振り払ってみんなのもとへ行きますが、子供たちの様子もなんだかおかしく感じ、その時、溶けて分裂した小さなウサギがみんなの中へと入っていきます。
ウサギに体を乗っ取られたみんなは「ネネちゃん、私を殴って」と声を合わせます。
ネネちゃんは逃げますが、みんなに捕まり囲まれ、(映像)殴ってコールが繰り広げられ、恐怖が絶頂に達したネネちゃんは、先生が連れてきた透明なウサギを殴ります。
すると透明なウサギは水になり、みんなの口からはさっき入ったウサギたちが出てきて、ぐったりとします。
みんなは記憶がなく、ネネちゃんが呆然としていました。
時間は夜に飛び、プールから「へへー、ネネちゃんに殴られたおかげで復活できたわ」と言いながらウサギが出てきます。
ウサギは、今帰るわよ、また殴ってねと言いながら帰るシーンでこの回は終わります。
「不思議なことがあったの」ネネちゃんはそう言い、今朝目を覚ましたとき、一緒に寝た覚えのないウサギと一緒に寝ていて、自分の手はウサギを殴るような形になっていたことをみんなに伝えます。
皆にはそんなことないとバカにされながら、ウサギがひとりでに歩いてきたとしか考えられないというネネちゃん。
その日の夜、ネネちゃんは寝る前にウサギがないことを確認してから眠りにつきます。
しかし、朝目が覚めるとウサギが横に居ました。
ネネちゃんは「パパは出張だし、家にはネネとママしかいないのよ」と伝えますが、私が置くわけないとママに否定されます。
ネネちゃんは恐怖のあまりウサギが勝手に動いたと信じたくないのか、ママを怒鳴ってウソツキと言い責め立てます。
幼稚園で弁当を食べる時もまだ怒っており、みんなには呆れられてしまいます。
その日の夜、今度はママがウサギを押し入れにしまってくれ、二人は仲直りして眠りにつきます。
しかし目が覚めると、またウサギがネネちゃんの横で寝ています。
ママを呼び、また「ウソつき!」と責め、ウサギを突き飛ばし、その行動を怒られてしまいますが、ネネちゃんは反撃で「ママがウサギを叩いてること知ってるわよ」といいます。
その日の幼稚園はお絵描きがあったんですが、ネネちゃんは赤い月を書いていて、精神が限界のようです。
その日の夜はママがウサギを抱えて寝てくれることになり、安心して眠りにつきます。
そして深夜、赤い月がネネちゃんを月にしては強い光で照らした時、ネネちゃんは目を開けフラフラと歩き、ママと寝ているウサギを引っ張ります。
ウサギは急に命を宿したかのように動き、ネネちゃんを部屋まで誘導しようとします。
ママはそれを止めるためにウサギをつかみ引っ張りますが、ウサギはしんのすけのような気持ち悪い声を出しています。
「最近殴ってもらえなかったから嬉しい、そうやって私に怒りを持てばいいわ、怒れば怒るほど、私は私になっていくの」といいねねちゃんをつれていきます。
ママはまたウサギをつかみ、投げ飛ばしますが、喜ばれます。
さらにネネちゃんの目が赤くなり、「ママぁ、私、ウサギちゃん殴りたい」といい、殴ってほしいウサギはネネちゃんめがけて歩き出したので、ママはネネちゃんを抱えて逃げます。
洗脳されたネネちゃんを抱えながらウサギから逃げますが、ついに追いつめられてしまいます。
「ママ、私ウサギちゃんを殴りたい」というネネちゃんに「そんなことしてはだめよ!」というママですが、徐々に目が赤くなっていき、結局2人ともウサギに洗脳されてこの回は終わりを迎えます。
ということで、今回はネネちゃんのウサギ関連のホラー回をまとめていきました。
途中からホラー要素も残ってるけど、大人になってから見たらウサギがメンヘラっぽくなっててなんかちょっと面白いとこもありましたよね。
クレヨンしんちゃんの動画はまだまだこれからも続きますので、ぜひチャンネル登録して待っててください。